サンスイ開発が施工する井戸は、「ボーリング井戸」という種類に分類されます。
ボーリング井戸は深さ10mの浅井戸から300m以上もある深井戸まで用途に応じて施工することが可能で、
家庭用の生活用水はもとより、災害時対策・消雪・農業用・畜産用・工業用・学校・病院・宿泊施設・商業施設など大規模なものまで幅広く設置されています。
井戸の径はφ50mm~150mmまでが一般的なサイズですが、φ500mmの大口径井戸を設置する場合もあります。
水脈まで掘れば、豊富な地下水が半永久的に利用できます。また地震や災害時の蓄えにもなります。
ただし、地域性や地質関係性の他、水が出にくい場所や水質に問題がある場合など、一概に良い水が出るとは限りません。
施工、施工後のメンテナンスの他、水質改善、申請業務、揚水試験、井戸孔内洗浄など、水に関わることはお気軽にご相談下さい。
雨水や雪解け水が地下に浸透し地下水となり、砂や砂利といった水を透しやすい透水層や、岩盤層にある亀裂や破砕層などの地下にある空間に蓄えられています。
地下水が地層中を通過する時間は長く、地下に浸透するにつれ途中で接触する岩石を溶解することで、その地域の地層や地質にあった水質に変化していきます。
つまり地域的に湧水が多い少ないもあれば、水質の良し悪しもあるということです。
地下水を利用する井戸には「浅井戸」「深井戸」があります。
一般的に深井戸の水の方が外界から隔離されているので安全性が高く、良好な水質で水温の変化が少なく、溶け込んでいるミネラル量が多いといわれています。
サンスイ開発の井戸掘削工事は、主にダウンザホールハンマー工法(エアーハンマー工法)を用いて施工を行います。
○ダウンザホールハンマー工法(エアーハンマー工法)
ダウンザホールハンマー工法は、ダウンザホールハンマーと呼ばれる機器を回転させつつ圧縮空気で内部ピストンとビットを駆動させ、その打撃力で硬い地層を砕割しながら掘削を行う工法です。
二重管併用削孔工法(スーパーメックス/オーデックス)は、上記のダウンザホールハンマーの先端に特殊な拡径ビットを装着し削孔を行います。孔壁の崩壊等、自立しない地層でも削孔しながら同時に孔壁を保護する鋼管を打ち込んでいく事で、安定した削孔が可能です。
現地の地層や条件に合わせて適した工法を選択し、安定した工程、信頼の施工をご提供いたします。
ボーリングにより地下水などの挙動を観測したり、地質や地層状況の直接的指標を把握します。
ボーリング調査はあくまでも点的な調査ですが、地層の直接的な基準尺となりますので必要不可欠です。
井戸は様々な原因で水量が減ったり、水質が悪化するといったトラブルが発生します。
また、ポンプの故障で急に水が出なくなったりする事もあります。
放置してしまうと最悪の場合、井戸が利用できなくなることもあるので、定期的なメンテナンスをお勧めします。
井戸孔内の洗浄(エアーリフトなど)を行いフレッシュに近い状態にすることで改善される場合もあります。
まずはお気軽にご相談ください。
主なメンテナンス内容:
・日常点検
・水中カメラを用いた井戸壁面診断、補修
・水量の減少、枯渇した井戸の復旧
・水質の汚濁した井戸の復旧
・ポンプなど使用機器の修理、取替
【浄水器設備】
使用されているご自宅の井戸の水質を改善します。
【揚水設備】
井戸浚渫後の揚水設備(ポンプ)の設置や、経年劣化や更新に伴う交換を行います。
定期的な保守点検を行い、状態を知ることで交換時期のご提案も致します。
【受水槽設備】
農業・工業・畜産等の施設で大量に水を使用する場合や、反対に湧水量が少ない場合などは受水槽を設け、水を使用しない時間帯に受水槽に貯水することで井戸能力を有効的に活用することができます。
一般的な受水槽から、使用条件によって可能な場合は酒樽を再利用した受水槽を設ける場合もあります。
ボーリングで地中に孔を開け熱交換器を挿入し、ヒートポンプを用いて必要な温度に熱変換します。
住宅・学校・病院・道路融雪等様々な施設の冷暖房・給湯・融雪などに利用されるものや、天候・季節・昼夜によらず安定的な発電ができる「地熱発電」などがあります。
近年、開発の進む地中熱は、再生可能エネルギーとして今後ますます期待されています。